【ハーレー】バッテリー上がり対策&バッテリー交換【ショベルヘッド】

ショベルヘッド

みなさんはどれぐらいの頻度で愛車に乗っていますか?
私はハーレーを手に入れてから、乗るのが楽しくて楽しくて毎週のようにどこかに走りに行っていました。

ところが最近は環境が大きく変わり、2~3か月に1回乗ってるかどうかっていう状況になってしまいました。バイクに乗りたい気持ちはありますが、家庭を優先するようになりました。
そういう方は非常に多いのではないでしょうか?バイクは置いておいても腐るわけじゃないし、乗りたい時、乗れる時に乗ればいいわけだし、いつか自由な時間が沢山出来た時に思う存分乗ればいいわけです。

そこで問題になってきたのが、ショベルのバッテリー上がりです。
キックでもエンジンがかからないぐらいバッテリー電圧が低下してしまいます。
今まで使用していた台湾ユアサのバッテリー、3年以上使えていたのが、3か月おきぐらいにバイクに乗ろうとしたら、バッテリー上がりを繰り返して、2年程で充電しても電圧があまり上がらず、すぐに電圧が低下するようになってしまいました。
キーOFFでも、待機電力があり少しずつバッテリーを食ってしまうのです。

家庭の事情でなかなか乗れない人も、複数台所有で乗るのが時々になってしまう人にも、バッテリー上がりの対策を考えてみましたので参考にして下さい。

ショベルの待機電力

ショベルヘッドの待機電力は、修理書によると1mA以下であれば正常となっています。
測定方法は、キーOFFでバッテリーマイナスを切り離し、エレクトリカルテスターのプラス側をマイナスケーブルに。テスターのマイナス側をバッテリーマイナス端子に接続して、測定します。
私のショベルでの測定値は、0.5mAほどでしたので、正常です。

バッテリー充電器

バッテリー充電器もさまざまなタイプがありますが、私のお勧めするバッテリー充電器は
CTEK(シーテック)のバッテリー充電器です。CTEKとはスウェーデンが本社の、カー、バイク用バッテリーチャージャー製造メーカーです。家庭用コンセントから車載状態のままバッテリーが充電できる充電器をラインナップしています。充電完了後、そのまま接続しておけば、バッテリーの状態を自動的に測定し、最適なバッテリーの状態を保ちます。

この中でもバイク用として販売されているのが、デイトナも扱っているCTEK MXS5.0と、CTEK XS0.8の2種類があります。
この2種類の違いですが、MX5.0はMX5.0は定格出力電流が4.3/0.8Aで、バイクから乗用車クラス(B19やB24程度)までのバッテリーまでをカバーします。
XS0.8は0.8Aの出力電流で、バイクや小型マリン、農機用等に適しています。こちらはボタンを一切持たないフルオートタイプとなっています。
0.8Aはあくまでバッテリー上がり防止の為の補充電程度と考えたほうが良いでしょう。あがってしまったバッテリーを復活させるのには電流が少ない為、厳しいと思われます。

私のお勧めは使用用途の広いCTEK MXS5.0です

バッテリーサイズを上げる

私のショベルには、今までGS YUASAのYTX9-BSというサイズのバッテリーを使用してきました。
キックオンリーの車両ですと、たまに原付用サイズのバッテリーを付けている方をみますので、それに比べたらだいぶマシなほうだとは思いますが、私のFXWGの正規バッテリーサイズはYTX20-BSなので、セルがないにしろだいぶ小さくなってしまっています。

そこで、バッテリーの外形のサイズをあまり大きくせずにバッテリーの容量を上げれるか調べてみた所、外形サイズがあまり変わらずにワンサイズ上の容量のバッテリーがありましたので、交換することにしました。

バッテリーサイズの見方

GS YUASAのバッテリーのサイズの見方ですが、例で原付用サイズのバッテリーYTX4L-BSというサイズを見てみましょう。

  • YTX →VRLAバッテリー
  • 4  →バッテリー容量(始動時性能が標準のバッテリーの何Ahに相当するかを表す)
  • L   →バッテリーの極性
  • BS  →即様式タイプ

以下のサイトでバッテリーの知識を非常に詳しく学べますのでお勧めです↓

GS YUASA バイク用バッテリーの知識

バッテリーサイズ変更

今まで使用していたYTX9-BSからYTX12-BSに容量を上げました。
私のショベルのバッテリースペースの関係で、これ以上バッテリーの外形サイズを大きくしたくなかったので、今回このサイズを選んでみました。

型式 長さ高さ容量CCA
YTX9-BS 151mm 88mm 106mm8.4Ah(20HR)135A
YTX12-BS  151mm88mm131mm10.5Ah(20HR)180A
バッテリーサイズの比較

サイズの違いとしては高さが25mm高くなりますが、上方向には余裕がありましたので、この選択になりました。

また容量はYTX9-BSの135CCAから180CCAに上がりました。

台湾ユアサバッテリー

こちらが今回購入した台湾YUASAのYTX12-BSです
ユアサといえば日本で信頼のバッテリーブランドの台湾版です。
バイク用バッテリーは比較的高価ですが、台湾ユアサは値段もかなりお手頃です。
信頼性があり、コストも安いとなると、選択しない手はないでしょう。

電解液が別で付属していますので、これを注入します
電解液の底部にアルミテープがはってありますので、これを直接バッテリーに刺します。

バッテリー液が入り切るまでしばらく待ちます。

注入後、電圧を測定してみると、しっかり12Vあります。
一応取扱書には補充電をかけて下さいと記載してありました。

年の為補充電をかけてやりました。

フタをして完成です

↓こちらのお店が、ヤフーショッピングで液入り充電済みで販売していますので、液を入れる手間と、充電する手間が省けます。そして安い!

バッテリーのカットオフスイッチ取付

車やバイクは、キーOFFでも微弱な電力を消費しています。1か月程度であればバッテリー上がりまでには至らない事が多いですが、3か月乗らないと、大抵の車やバイクのバッテリーは上がります。
そこで、物理的にバッテリーの接続を切り離すカットオフスイッチを取り付けします。
車の旧車乗りの方は比較的付けている人は多いのではないでしょうか?
私のカルマンギアにも付いています。
これをショベルに取付してしまおうって事です。

こいつがカットオフスイッチです。
これをバッテリーのマイナス側に直接取付します。
私のショベルに取付してみました。まずはバッテリーのマイナス側へ。
いいサイズ感です。

お次に車体へ取付

カットオフスイッチに車体のマイナスケーブルを接続します。
このカットオフスイッチを締め込むと電気が流れて、乗らない時は緩めておくとバッテリーが切り離されます。

いまのとこ、これを付けてからバッテリーの電圧が著しく下がってしまったりはしていませんので、オススメの方法です。ただし、取付をしっかりしないと端子等が緩んで、始動時や走行中に余計なトラブルになりかねませんので、取付だけはしっかりしましょう!

私が使用したカットオフスイッチはこちら↓

まとめ

今回は、バッテリー上がり対策のご紹介でした。
今回の対策は、車両状態が正常であっての対策です。
早期にバッテリーが上がってしまう場合は何かしら車体側にトラブルがあるかもしれません。
その場合は待機電力(暗電流)や発電量等を確認しましょう。

それではバッテリートラブルのない良いバイクライフを!


コメント

タイトルとURLをコピーしました