カルマンギアに乗って、どうしてもやりたかった事。それはスラムドさせる事。
せっかくのカルマンギアをスラムドさせるなんてもったいないって声も聞こえてきそうですが、カルマンギアをペタペタにするとこれまたボディーラインが際立ってカッコいいんですよ。下げた途端にアメ車的な雰囲気も出てきます。
拾ってきた画像ですが、ここまで下げるとカッコいいですねほんと。
カルマンギアの華麗なボディーラインが際立ちます。
目指す所はこんな感じでしょうか。
今回は、まだ全然スラムドまではいきませんが、リヤを少しローダウンさせてみました。
なんてったって空冷VWのリヤはパーツ交換せずに組み換えるだけで下げられますからね~!
と思って始めたこの作業。実は工具を揃えるのにそれなりにお金がかかっちゃったりして・・・
前回の記事のインパクトだってこれの為がすべてじゃないけど、これの為ってのも含まれています。
↓前回の記事はこちら
では始めましょう!
比較する為にbefore画像です。
リヤをジャッキアップします。
車体が安定するようにウマ(リジットラック)をかけましょう。
そしてホイールを外します。
このドラムのセンターの36mmの大きなナットを緩めます。こいつの為に36mmのソケットを買いました。
真ん中の割ピンを抜いてから緩めます。
そしてこのナットに大苦戦…
スナップオンのスピンナーにジャッキの持ち手のパイプを噛ませて延長しましたが、びくともしません。
もちろんインパクトレンチでもうんともすんともいいませんよ。
センターキャップ外したホイールを付けて、地面に着地させてフルパワーで緩めます。
もうスナップオンのスピンナーが壊れそうなほどしなってます。
改めてスナップオンの工具の凄さに驚きます。
こ、これは今日は断念か?
とりあえず体力が低下してきたので、ナットに潤滑剤吹き掛けて、一旦休憩。
まだ始めてまもないのに(^-^;
しばらくして体力が回復したら、もう一度チャレンジ!
…とりゃー
回った!!
ナット緩みましたよ~これでドラムが外せる!
ドラム外しました!そういえばこのドラムは4穴にも対応してるんですね、ホイールの選択肢が増えそうです。
まずサイドブレーキのワイヤーを外します。
裏の10mmのボルトも外して引っこ抜きます。
お次にスプリングプレートやリヤショック下部を外していきます。
リヤショック下部
お次にトーションバーのカバーを外します。
ここのボルトは15mmですので、ソケットを買いましたよ~
しかも以外とここのボルト固かったです。
で、外れたの図↓
ゴムも外してやります。
今のうちにトーションバーのスプラインとプレートのスプラインの境目に印をつけておきましょう。私は黄色いペンで印を付けました。
私が愛用しているこのペンは印を付けるのにもっていです。
書く面が多少汚れていても印が付くし、黒い物にもしっかり色が付きます。
また、速乾性で多少擦っても落ちにくい所がいいですね。
で、このまま引っこ抜くと奥のスプラインから抜けちゃいますんで、プーラーを使って外します。アストロで買ったプーラーですが、幅がギリギリで掛かりました。
ぐいぐい締めて行くと~
外れました!
スプラインをひとコマずらして組みます。
で、左側も同じように外して、ひとコマずらして組みます。
実は左側、作業がすべて終わってタイヤ付けて着地させたら、右だけ下がって左は変化なしという現象が起きました。
というのも、ひとコマずらして組んだつもりが、ずれていなくて、結局左側をもう一回バラすというプレイをしました(-_-;)
さすがに2回目は作業早かったですよ笑
さてさて、リヤ下げついでに、フロントのアジャスターも全下げしておきました!
んで、作業後の画像がコチラ↓
AFTER
こんな感じです!
え?全然違いがわからないって?
よーく見るとリヤフェンダーがアルミまでかぶるようになったじゃないですか!
落ち幅として3~4cmぐらい下がったでしょうか。
スラムド目指しておいて、たったこれだけ?なんて言われちゃいそうですが、
これが実車だと結構雰囲気変わるんですよね~写真だと全然伝わらないなあ。
最後に今回使用した工具達の紹介です
車の下に潜り込んで作業をする場合はさらに車の下にホイール付きのタイヤなどを置いて、万が一ジャッキが外れて車が落ちても生存できるスペースを確保しましょう。
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