オイル交換に続きまして、カルマンギアのファンベルトも交換しました。
以前の記事↓
カルマンギアのファンベルト、だいぶヒビヒビで、しばらく走行するとキュルキュル音が鳴くのです。
では交換方法を。
まず、オルタネーターのプーリーから取り外します。
プーリーの隙間にドライバー突っ込んで、Snap-on 1/2 ブレーカーバー 610mm SN24Cでプーリー中央のナットを緩めます。
ナットを外すと、プーリーが2つに分解されます。このプーリーとプーリーの間にシムが入っており、シムを挟む枚数によって、Vベルトの挟み幅を変える事によってベルトの張りを調整します。
普段国産車のファンベルトしか交換した事がなかった自分には以外なベルトの張り調整方法でした。
ちなみに国産車で多いベルトの張り方はプーリーの幅は固定で、オルタネーターやアイドラプーリーの位置を調節して張りを変える方法が一般的です。
しかし今やこの空冷ワーゲンのようなVベルトを使用している車も少なくなりました。今はVリブドベルトというベルトを使われる事が多いですね。
下の画像がVリブドベルトです。溝が3~5ぐらい入っています。
そしてカルマンギア等、古い車に使われている事の多いVベルトが下の写真です。
ちょっとわかりずらいですかね?
ちなみにVリブドベルトのほうが張りが長く保てます。
Vベルトのほうがすぐに張りが緩くなり、ベルト鳴きも起こりやすいですね。
ちなみに自分のカルマンギアに付いていたファンベルト↓
溝の部分にひび割れが見られますね。こうなったら早めに交換しておいたほうが安心です。切れてからでは遅いですからね。
かといってワーゲンのベルト交換は簡単なので、工具とパーツさえ積んでおけばその場で交換できちゃいますけどね。
プーリーとベルトが外れた写真↓
今回使用するのは前オーナーから車両と一緒にゆずってもらったコンチネンタルのファンベルトです。
交換後はベルト鳴きも無くなり、調子いいです。
少し走行した後に、ベルト緩くなってしまったので、シムを1枚抜いて張り調整しました。
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