ショベルヘッドのエンジン降ろし

ショベルヘッド

友人のリジッドショベルヘッド
ニュースクールチョッパーにカスタムされています。
そして各部に私が手を加えさせてもらっています。

 

 

手を入れた所はエンジンのシリンダヘッド交換と、タンク、フェンダーの自家塗装です。塗装は粗めのシルバーにキャンディーパープル&フレイムス&ラップ塗装を組み合わせています。

その時の記事は以前のブログに載せています↓

タンクペイントの記事

ショベル、シリンダーヘッド組付け

 

これはこれで好きだったんですけどね~
今回は、さらなるカスタムの為に、エンジン、ミッションを降ろす事となりました!

 

2人で作業していたので、手順がベストではないかもしれませんが、こんな感じで作業しましたので、その手順をご紹介します。

まずはタンク下ろします。作業の邪魔になるのはもちろん、せっかくピカピカのタンクが傷ついてしまってはいけませんからね。

やり方は人によって違うでしょうが、邪魔なものは外したほうが作業がしやすいので、結果的に早くて効率よく、他のものを傷つけるリスクが少なくなります。
バイク、車、何においても整備の基本ですね。

 

このカスタムタンクはタンク下からボルトで留まっています。

マフラーを外します。ショベルのマフラーはアルミのシリンダーヘッドにボルト1本で止まってるので、繰り返しのマフラー脱着や振動などで、ネジ山がダメになりやすく、クラックが入ったりします。

この点はエボからボルト2本止めになって、改善されてますね。

私のショベルはマフラー脱着でシリンダーヘッド側のネジ山が痛むのがイヤなので、スタッドボルト入れてます。ちなみに分かりづらいですが、このショベルも一回ネジ山修理してからスタッドボルト入れてます。

リヤのマフラーも外します。
このマフラーはワンオフです。マフラーの種類ごとに外し方は異なるでしょう。
写真を撮り損ねましたが、このマフラーは出口付近にもステーがあります。

 

エンジンハンガーのボルトを外します。

キャブを外しましょう。
この車両にはHSRが付いています。
アクセルワイヤー、フューエルホースを取り外します。


S&Sのインマニを使用して取付してありますので、エンジン裏側からのボルト2本を外すとキャブが取れます。簡単ですね。

 

インマニはこんな感じ。

S&SのマニホールドにHSRを取り付けする為に、こんなブラケットを使用しています。
このブラケットいいですね~私も欲しいです笑

エンジンオイルを抜いた後に、オイルホース類を外しましょう。

 

構造を理解していれば迷う事はないと思いますが、ホースや配線など、元に戻したい所はマーキングしたり、テープに文字を書いて巻き付けておいたりするといいですね。

 

 

エンジン裏側、エンジンハンガーを外します。この車両はハンドシフトになっていますので、ハンドシフトも取り外ししています。
また、プラグコードやコイル、キーシリンダー等を外します。

 

 


 

お次にオイルタンクを外します。(写真はもう外れています笑)

えいっ!
外したついでに中を洗浄してやるとベストですね!以外と鉄粉が沈殿しています。

 

このショベルはオイルホースがステンメッシュホースでしたので、スパナで取り外しができますが、通常ショベルはゴムのオイルホースが多いと思います。オイルホースやフューエルホースを抜くのに手こずった事はありませんか?とくに年数が経過してカチカチになったホースなんて抜くのに一苦労です。
そんな時このホースプーラープライヤーがあると楽に抜けます!

 

それでは、長くなってきたので、次回クラッチ&プライマリーまわりの取り外しに続きます。

 

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